急性期治療を中核にした都市型の精神科病院

医療法人聖和錦秀会 阪本病院

精神科・神経科・心療内科・内科



『膝が痛い。』

『膝が痛い。』
「ぴきっ。」
膝を曲げて屈んだ時の感覚。
昨年4月、1回目の緊急事態宣言発令の真っ只中の出来事。
「あれっ?ちょっと痛い??でも歩けるし。」
「今は病院に行きたくないしなあ。」
あれこれ理由をつけて様子を見ることに。

しかし、夏を迎える頃には左足を引きずるほどに。
自然に治るかもという甘い考えは吹き飛び、近所の開業医(整形外科)へ。
レントゲンでは異常が見つからず。
でも痛い。
先生曰く、「半月板だったらMRIじゃないとわからないよ。」
とりあえず、対症療法として痛み止めの塗り薬を処方される。
1日3回、丁寧に擦り込むも効果なし。

秋口に入り、いよいよ痛くなる。
開業医にMRIを撮るため、病院を紹介してもらう。
検査後、そこの先生がMRI画像を見ながら、
「ここ、半月板ですけどグシャグシャってなってます。」
「軽度の変形性膝関節症です。」
「原因は加齢とO脚ですね。」
軽度ということで鎮痛剤の内服と関節腔へのヒアルロン酸注射(週1回5週連続)で治療することになる。
あわせて、O脚矯正用の中敷きの使用、太ももの筋肉強化体操を指導される。
2カ月ほど様子を見て効果がなければ次を考えるとのこと。
次とは、まだ年も若いのでO脚を矯正する手術、それでもだめなら人工関節の手術になると説明を受ける。
整形外科領域では還暦は若い部類のようです。(^_^;)

老化という言葉にショックを受けながらも、手術だけは避けたい一心で注射に賭けるも3回目までは状況に変化なし。
しかし、4回目の後から劇的に痛みが減り、5回目以降はほとんど痛みを感じなくなる。
年末には痛み止めの内服薬も中止に出来るほどに。
5週連続注射の後は、維持療法的に1カ月に一度のヒアルロン酸注射を3回しました。それからは治療をせずに3カ月が経過しています。
半月板の古くなった傷は痛みが無くなることがあるそうなので様子を見ているところです。
たまに痛みますが一過性で問題ありません。
O脚矯正用の中敷きは現在も継続中です。効果はあるようです。

それにしてもヒアルロン酸注射の効果は絶大でした。(個人の見解です。)
用法・用量も最終の5回目の注射後にピタッと痛みがなくなる絶妙な設定でした。

あと余談ですが、MRI検査、爆音です。凄かったです。
ヘッドホンをしてましたが、たった10分が途轍もなく長く感じました。

『膝が痛い。』

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更新日:2021年06月18日
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