急性期治療を中核にした都市型の精神科病院

医療法人聖和錦秀会 阪本病院

精神科・神経科・心療内科・内科



九谷焼を体験しました

九谷焼を体験しました

みなさん、近頃天候が不安定ですが、如何お過ごしでしょうか?
大雨の被害も各地で起こっており、一日も早い復興を祈るばかりです。

さて1-1病棟では、長い年月の入院治療を余儀なくされてきた患者さまに、治療の合間のひとときを趣味や娯楽・・・はたまた女子力アップを目指した様々な活動を展開しています。
その一つとして1-1病棟で企画した九谷焼づくりを今回は紹介します。
この企画、実は病院と地域の交流を対象にした研究企画と協同、連携しながら試みたものです(当院ブログ「コラージュセミナーの報告」も参照ください)。

1-1病棟私たち1-1病棟は女性病棟でスタッフも女性の割合が多い場所です。スタッフの健康を保つ秘訣は、オンオフの切り替えをしっかりしてオフの時間に様々なリフレッシュをすること。特に1-1病棟にはそれが上手なスタッフが多い印象です。
患者さまの心身面の管理はもちろん日常の療養に欠かせない中心的な看護ケアですが、こころの健康を保つ秘訣がスタッフのように患者さまにも楽しまれているかというと・・・まだまだそこには課題も多く発展の余地があるのが現状です。

1-1病棟そこで今年は「女子力アップ」をスタッフと患者さまが共通の合言葉に、いろんな企画を考えて実施しているところです。

今回は、いまだ残暑厳しい8月22日に病棟で九谷焼の小皿を作りましたので、その様子をご紹介したいと思います。




7月中旬、地域との交流でコラージュセミナーに参加した患者さまが、今度は小皿作りの先生になって、掌サイズの白い皿に専用シールを貼りつけてオリジナルのデザインに皆で挑戦しました。

皆でワイワイにぎやかな時間です。
偶然、ご家族が面会にいらしていて、長い時間を一緒に創作活動に参加して過ごされました。
1-1病棟この日はスタッフもほとんど参加、熱心に各人の小皿がきれいに仕上がるようサポートに徹していました。だいたい模様がととのえば、患者さま個々がイニシャルや名前を入れたいという要望に応え、小さなローマ字を切り抜いて貼るのをお手伝いしました。
こうして熱心に患者さまの作品作りをサポートしたスタッフですが、いつのまにか自分たちも小皿のデザインに夢中に!
「夢中になるわ!」と、お互いのデザインの奇抜さや上手さを眺めては大笑いしながらの楽しい時間でした。
「私たちが元気で笑顔になるのは、患者さまにも良いこと」とはスタッフの言葉。
そんな話をしながら、患者さまの小皿とスタッフデザインの小皿が出来上がりました。
お皿は焼き上げの為に石川県の上出長右衛門窯にいったん送って、9月のなかばに戻ってきます。
どんなふうに仕上がるのか?
今からみんなで楽しみにしています。

1-1病棟ちなみに、一回目のセミナーに参加した患者さまとスタッフの力作のコップは、ある病棟内でのカフェ企画に使う予定。女子力アップのために患者さまとスタッフで奇想天外な企画を準備しています。
続きはまたの機会に。





1-1病棟


更新日:2014年09月03日
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