患者との接し方
外 来 ブ ロ グ
先日、桂田院長より、「外来の家族会に参考になるかも・・・」と、DVDをお借りしました。
「統合失調症の人の回復力を高める家族のコミュニケーション」というタイトルで、SSTリーダーの「高森信子」先生の監修によるものでした。
3枚組みのDVDで合計3時間30分と少し長めな内容でしたが、高森先生の解説付きによる、「一般的についやりがちな家族の患者さんへの対応」と「のぞましい対応例」を俳優さんに演じてもらっていまして、とても解りやすく、参考になるものでした。
精神科に勤めていると、患者さまが一番つらいのはよく感じます。
しかし、同じように、家族もつらく、どう接して、対応したらよいか、とても難しく思い、苦労されていると思います。
そんな思いを外来家族会で共有共感し、少しでも元気になってもらおうという主旨があります。
このDVDを観て、やはり大事なのは「患者さんの話をよく聞き、患者さんを批判せず、患者さんの気持ちを理解しようと、患者さんの気持ちになって共感する」ということが大切であると思いました。
外来家族会は3ヶ月に一回実施しております。
このDVDも一つの参考にしながら、今後も外来家族会を続けていきたいと考えております。
このブログを読んでいただいて、関心を持たれた職員がいらっしゃいましたら、西川医局秘書が貸し出しなど管理していただいていますので、ぜひ一度ご覧になることをお勧めいたします。
外来
更新日:2012年12月26日